じんせいのあれこれ

人生は人それぞれやで、自分なりの答えを見つけよう!

辞めるまでの過程 ~後篇~

 

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 前回からの続きです。

 

 

 

 

思わぬ事態

 そんなこんなで準備をしていたら、上司から突然「お前部署移動な!」といわれます。まあ、ありえない話ではないとは思っていました。

 というのも、まだこの会社に希望を持っていた頃、この部署に行きたいですね。という話を上司とはしていたので、まあ、会社入って半年だしそろそろか、とは考えていました。

 

 そして部署移動、とにかく最初の内はなじむように努力していました。さすがに半年間以上ギクシャクした空気のまま過ごせる自信がありませんでした。ていうか私は無理です。

 そして部署移動して2週間後、長期出張を言い渡される……。

 

 うーむ。どうしよ……。いや、出張自体は問題ではないんだ、いや、部署移動してその部署の右も左もわからない状態で早々に出張を言い渡されるというのもなかなかカオスだとも思いますが……。とにかく何が問題かというと、移動先がとにかく遠い、最低でも飛行機での移動を余儀なくされ、おいそれと戻れない。戻れないと何が起こるかというと、退職願が上司に出せません。ぐへぇ!こんな退職封じがあるとはね(震え声)。

 この時期が一番精神的に荒れていたと記憶しています。

 

 辞める予定の時期に出張先から戻っているならまだしも、いなければ絶望、とにかく対策を考える羽目に、後、暇つぶしの方法も。

 

 で、なんだかんだで、出張先に到着……、なにやら片田舎に行く羽目になった……。どこだここ……。

 

 

出張開始

 出張先でしたが、先輩二人に同行する形で遠くの事務所へ、最初はホテル暮らしになれないものの2週間もあれば慣れたもので、割とすぐに地方でもなじめるんだなぁ、と自分でも驚いたものです。この時点では1か月くらいで戻れるだろうと思っていました。えぇ、思っていましたよ……。

 ちなみにこの時期くらいにネット回線について調べていました。WiMax先生がいなければ、即死していたかもしれません。本当によかった。

 

 そして訪れる施工管理人研修という名の肉体労働……。現場を見学するだけではなく、実際の現場の補佐的なことをやる羽目に、ぶっちゃけ肉体が強くないのでこれは堪えた。さらに、この時期に股関節をぶっ壊し、いまだに治らない始末。この辺から肉体の限界を感じ始める。

 ちなみに休日も一部返上になったりもしていました。無論、休日出勤手当なんてものは皆無でしたよ。ハッハッハッ!はぁ……。

 

 

出張延長決定

  これを聞かされたのは年末の出張先、事務所で狼狽したのを記憶しています。やったぜ!マジで辞めにくくなった!チクショーメェー!

 ここでプランの立て直しを迫られることに、出張中に辞める方法を模索し始めます。詳しくは当該記事を参照。

  

 

 

 とりあえず、出張先にとどまり、時期を見て辞める方向に、ちなみにこの時点で、最悪、退職届を会社に送り付ける黒魔術の使用を視野に入れ始めます。こっちもここまでくると後に引けませんからね、仕方ないね。

 

  

入社1年目終了~そして入社2年目へ…

 徐々に寒さも和らぎ春の温かさを感じる3月。ここでついに母親に辞める決意を打ち明けます。詳しい内容は当該記事ですが、実はこの計画自体はかなり早い段階から考えており4月位を目途に打ち明けるつもりでしたが、出張の延長により計画が早まることに……。ちなみにこの辺の記事の時期はあえてずらし、特定を避けています。

  

 

 

 2年目のしょっぱなは、先輩からの引継ぎもろもろからスタートしましたね。うすうす先輩の後任として出張先に配属されていたのは気づいていたので、特に驚くこともありませんでしたが………。しかし先輩、もうちょっと時間があったんだから、2週間で無理やり詰め込んだ引継ぎは限界がありますよ……。

 そして年配の先輩とのコンビで出張先で立ち回ることになるが、いかんせん学んだ内容が少ない挙句、元々自分自身ハイスペックではないため、四苦八苦することに。うーむ。もともとこの会社、人材を育てることもセールスポイントとして学生に売っていたのだが、これは「育てる」というより、もとい、「育て!」といった印象。

 

 

 辞意表明!ありがとうございました!

 引継ぎから数か月、ようやく仕事的にもひと段落する7月、私は上司に退職の旨を伝えます。詳しくは当該記事参照ですが、ものすごーーーーく、引き止めに合いました。やはりハッキリとした対応と嘘で構わないので引き止めにくい理由を用意するのが重要ですね。

  

 

 

 この後に先輩にも辞意を表明し、会社を正式に辞めることを伝えます。まあ、それが申し訳ないこと、申し訳ないこと。多分、会社を辞める時に悩んだり、申し訳なく思う原因の一つがこの人に対する申し訳なさだと思います。

 特に大きい業務もこの時期にはなく、引継ぎ直後というのもあったので、特に忙しくもなく終了。

 

 そして、9月の中旬に無事退職をいたしました

 

 

総評

 うーむ。まとめてみるとなかなか考え深い内容ですね。実はここでの内容、退職を志してからちまちま書き溜めていた記事なんですよね。なので、結構荒削りな内容になっております。

 

 あえて大きく内容を変えない程度にしか校正をしていません。当時の心境が分かって個人的には結構気に入っています。前編でも書いたように、けいろーさんのブログしか退職過程を書いたものがなかったので、私のように調べても出なかった人の参考になればと思って書いています。そのような方の参考になれば幸いです。

 

 さて、今回はこんなところです。では、次回まで、さよなら!