じんせいのあれこれ

人生は人それぞれやで、自分なりの答えを見つけよう!

いつ辞めればいいのか

  前回の記事からの続きです。

 

 前回の記事で特に3年間に関しては明確な理由がなく、それぞれの利害から押していることを説明しました。今回は3年と言う時間に惑わされないなら実際にいつ辞めればいいか、そのタイミングについて考えていきます。

 

 

 


いつ辞めるべきか
 今でしょ!ということはないです。流石に無計画に辞めていいのは、とんでもない残業をやらされていて体を壊しそうな人や、人間関係で悩んで精神的にまいってきている人、パワハラ・セクハラの嵐にあっているなど、理不尽かつ危険な状態に陥っている人は辞めていいと思います。て言うか直ぐに辞めましょう。勤め先で体を壊しても会社も国も助けてくれないのが今の日本です。自分の身は自分で守るしかありません。
 では、私のように腰を据えて考えるくらいの余裕がある人はどうするべきか、それは貴方の行きたい方向次第です。

 

 

 

1年以内は?
 基本的には避けるべきかと思います。と言うのは1年くらいは勤めていた方がやはり見映えはいいです。逆を言えば余り短い期間で辞めてしまうと、個人に対する心象は悪くなります。外国と違い日本ではホイホイ企業を乗り換える人はよく見えないのが今の日本のあり方です。それが個人的な理由であれ、会社的な理由であれ、悲しいけどこれ日本社会なのよね。

 前述の身体的、精神的に苦しく辞めないとどうにかなってしまうという、差し迫った危機に遭遇している方は悠長なことは言っていられません。その場合は、大人しく逃げましょう。経歴に傷がつくとか、金銭的に厳しいとか言っている場合ではありません。逃げるのは悪くないです。会社や日本社会という脅威対抗するには今の法律は余りにも弱すぎます。

 

  もうひとつの理由に利害的な理由があります。それはこの後に話す失業保険のについてです。ここでは詳しくは割愛です。

 

 

 

 

1年目以上2年目未満

  これがひとつの節目であり、辞める目安にちょうどいい時期です。というのは、まず一つ目に、前述の失業保険がもらえる条件が雇用保険加入後12か月以上であるとことです。この条件を満たせばいくつかの制約があったりするもののとりあえず金銭的に得をすることが可能です。1年未満だとそれがないので結構損です。

 

 二つ目の理由は、人それぞれで、この道に進む人の理由になりますが、キャリアチェンジはこの期間がいいと思われます。

 キャリアチェンジとは別業種に対する転職を指し、現在の業種とは違う業種の会社に対する転職になります。こちらに転職する際に何故3年未満がいいかと言うと、第二新卒枠を使用できます。第二新卒とは3年未満退職者のことを指し、新卒、3年以上就職者とは別枠で扱われます。仕事は辞めるし、現在の業種を続ける気がない人はこの時期がいいかと思います。

 

 ちなみに第二新卒に求められるものは、ある程度のマナーとその会社に対しての忠誠心の低さです。

 一つ目は最低限の教育はされたんだな、ということでマナー研修は大抵の企業では受けさせられているとは思うので、大体皆さんもっているかと、別に持っていなくても問題ない気がしますが……。

 二つ目の忠誠心の低さは、3年以上の社員よりその会社の社風・文化に染まっておらず、自社に対する再教育が楽、という理由だそうです。

 

 以上の理由から最低限転職する場合は、1年以上がいいかと思います。また、キャリアチェンジの場合はむしろこの時期が理想的かと思います。

 

 

3年目の理由

 これが一般的に言われる転職の節目です。この時期以降に転職するのに適している条件は、キャリアアップを目指している人がベストかと思います。

 キャリアアップとは同じ業種内で転職をすることで、主にこの仕事は続けたいけど給料面、待遇、人間関係などで不満を持った方が行うことです。

 会社側からすれば、3年目の社員はその業界に対する教育が完了しており、再教育の手間がなく、若いから長い期間働かせられるという、メリットがあります。

 また、大型企業に勤めたいと思っている方も3年以上勤めておくのが無難かと、何故なら3年以上を信奉する会社もまだまだあるため、そういう会社では書類の時点で落とされてしまうかもしれません。

 

 

これ以降の転職

 ここからの転職活動はキャリアの長さ、その仕事でどれくらいの成果を残してきたか、等が勝負になってきます。また、転職活動の年齢による限界値も存在します。20代の転職は1回までの方がいい、や、30代の転職は多少回数を重ねても問題はない、40代からはとたんに厳しくなる等、様々な情報が錯綜しているので自身で調べてみるといいかと思います。

 

 

 

 以上が転職の時期とか条件とかその他もろもろです。

 とにかく言えることは、一つ目の就職先の時点で自分の仕事観、譲れる部分、譲れない部分をハッキリさせ、1回目の転職の際にミスマッチによる退職を避ける方向にする必要性があります。

 会社との相性は自分の自己分析ミスによる不一致会社側の隠し事や人間関係に左右されます。できれば自分が原因のミスマッチは避けよう。というものです。

 就活は運ゲーと称されるように、やっぱり入ってみないと内情がはっきりしないことがたくさんあると思います。

 事実、私もそうです。入ってみたら全然就職時の待遇の違いや、人間関係、社内裏話など、会社側が就職活動側に語らない内情はたくさんあります。そうした時にどこまで許せるかを自分の中ではっきりさせておけば、今後の展望についてもおぼろげながら考えることができるのではないでしょうか。

 

 

 

 さて、偉そうなことをだらだらと書いてきましたが、これはある種、私の方針的な部分もあるので参考までに見ていただければ幸いです。

 ではまた次回の記事で。