どうも、吾輩は犬であるヤサカです。会社的な意味ですね。
さて、新年始まって早々、サービス出勤しましたよ。悲しいねバナージ……。金のもらえない出勤なんて正直意味がねぇよ!と本気で思います。
職別に考えると休みの形態って結構異なっているもので、完全週休二日制を謳っているところから、週休二日制、シフト制、と様々なものになっています。また、それ以外にも、ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始、祭日、労働者の権利としては有休休暇なんてものもありますね。
今回は休日について考えていこうかな、と思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。
日本と世界の休日
結構巷で言われているのは日本人は働きすぎである。というものです。じゃあ、諸外国と比べるとどうなの?という話ですが、実は日本は祝日の数で言えば少なくない、いや、むしろ多い。
実はこんなデータがある、なぁ、こいつを見てどう思う?
■世界の休日ランキング2015年版
※休日は祝日数+有休消化日数より算出。(祝日数/有休消化日数)で表記した
1位 ブラジル 45日(15日/30日)
2位 フランス 41日(11日/30日)
2位 スペイン 41日(11日/30日)
4位 オーストラリア 34日(9日/25日)
5位 香港 33日(18日/15日)
6位 日本 27日(15日/12日)
7位 メキシコ 23日(11日/12日)
8位 韓国 22日(16日/6日)
9位 アメリカ 21日(10日/11日)
すごく、多いです……、とは言えないが、かなり多い部類。香港・韓国が日本より多いですが、アメリカ、フランスなどの先進国と比べても1.5倍あります。
なんだ、日本人は祭日が15日もあって、有休も12日とれてる!めっちゃ多いやん!と早合点してはいけません。ぶっちゃけ、このデータどこまで正しいかわかりません。
というのも、祭日は必ず休み、という固定概念の下で書かれていますが、祭日が全ての企業において休みとは限りません。なんでそんなこと言えるかだって?私は祭日休みじゃなかったもんね!
そして、有休休暇にしろ、結局のところ政府が企業に提出させたデータから出させたものに過ぎず、どの企業のデータを使ったのかもわかりません。日本全国の企業からアトランダムで選定したのか、東証一部上場企業から選出したのかで話が全然違います。
つまり、どういうデータの出し方かで、全然結果が異なるということです。政府としては悪い結果にしたくないから、東証一部上場あたりを使ってるとは思います。まあ、予想だから合ってるかは知らん。海外も同じことを考えていると思うので、やはり比較的いいようになるデータを使っていると思います。
何が言いたいか、というと、実際の休みはこのデータより少ないんじゃないなぁ?と思いますね。
日本の休日
では、日本の休日について考えていきましょう。
こんなデータを見つけた。 Harris interactiveっていう会社が調べたデータらしい。
この上記のデータを見る限り、日本では有休を50%程度取れればある程度上等であるといえるのでしょうか?
ていうかこれ見てると、上位の4か国の消化率がぱねぇな!100%の挙句の果てに、30日程度休んでいます。しかも祭日を除く。
上位4か国以外も、日本より祭日が少ないものの、有休でカバーしている印象です。
日本は……というと、韓国抜いて最下位脱出したよ!やったね日本!休みが増えるよ!
総評
まとめると、日本の祭日は多いものの総休日数はお世辞にも多いわけではない、という印象です。結局のところ、祭日も満足に休んでいない現状から、働きすぎという言い方は間違えてないと思います。
日本人はまあ、もっと休んでいいのかな?と思いますね。
我が環境は……というと、完全週休二日制を謳いながら、土日にサービス出勤が儀なくされ、幹部もそれを黙認している様子です。祭日もかなりの勢いでつぶされています。
有給消化率は自分は30%前後くらいで終わりそうです。まあ、有休のストックがないからこれで済んでいます。ほかの先輩社員はというと、有休のストックにより分母が増大しているので、たぶん10から20%くらいがいいところだと思います、ワンシーズンでノロウィルスとインフルエンザに感染したら、有給消化率50%超えるんじゃないかな?
こんなのおかしいですよ!ミサトさん!
ということでいかかでしょうか?
祭日、有休から見ても、いろいろなものが見えてくると思います。私のように祭日や土日をつぶしたら代わりに代休を置くのが本来の流れですから、完全に私の会社はブラックです。
あくまで今回のデータは目安程度のものですが、この目安をもとに自分の企業について考えてみてもいいんじゃないかな?休みの在り方も、その企業のパラメーターの一つですしね。
では今回はこんなところで、さよなら!