どうも、ずいぶん遅くなってしまったヤサカです。
ぶっちゃけ総合評価などは前編で書いてしまったので書くことがあまりなかったので、今回はBO3から状況が変わったスペシャリストについて細かく書いていきたいと思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。
スペシャリストとは？
まあ、まずこれからですね。大半の皆様がご存じのとおり、BO3から継承されたシステムで、特殊な兵装を持ったクラスのようなものを選べ、そのクラスの固有能力を使い戦いを有利に進められる、というものです。現代的に言えば、衛生兵だったり狙撃兵、補給兵的な感じですね。それをカッコ付けていっているだけです。
使える装備はリチャージ時間が設定され、チャージされたときにそれらを使用することができます。持っているものは武器(メイン)と特殊装備(サブ)を持っており、メインの方がリチャージ時間が長く、サブの方が短い上にいくつかの汎用特殊装備と入れ替えが利きます。
となみにスペシャリストごとに足が特別速いとかジャンプがすごいとか、匍匐前進が通常移動並み、ということはありません。まあ、約一名立体起動しますが…。
それでは個別に評価をしていきます。
スペシャリスト個別評価
まずはAJAXおじさんから、強さの所感は上の上、といったところ、現環境最強のスペシャリストです。
メインの装備はバリスティックシールドで、従来のシールドポジなのですが、今までと違い、マシンピストルのようなものを装備しているため、防御のみならず攻撃にも転じることができます。正面からの攻撃は弾抜けなどなく、100％シャットアウトしてくれるので、拠点制圧系のオブジェクトルールなどでは先陣を切って進むことができます。
サブの9-BANGはチャージが可能なフラッシュバン＋コンカッションでチャージをすることで爆発回数を増やすことができます。敵に当てると視界不良＋移動制限をかけることができるので、敵のいそうな場所に投げて突撃すると有利に戦えます。ただし、過信は禁物で、Parkのタクティカルマスクで軽減されてしまうので、表示が出る敵がいる時は注意が必要です。また、体力が低い状態だと、適当な弾幕で死ぬことがあります。
メイン・サブ両方の装備が極めて優れているので、現状は最強のスペシャリストになっています。おすすめ。
BATTERY
次は前回から続投のBATTERY、強さは上の下or中くらいですかね。
メインのウォーマシンは前回同様にグレネードランチャーを展開するもので、6発と弾数は心もとないですが、威力は折り紙つきで、ほとんどの敵を一撃で屠れます。
サブのクラスターグレネードはセムテックスを投げ、爆発後さらに周囲に小型の爆薬が飛び散り爆発するというものになっていますが、正直対人使用では火力が足りず、仕留めそこなうことが多いです。ただし、こと敵の置いたオブジェクトに対しては大きな効果を発揮し、これ一つで大体のものは破壊できます。
対人特化ではなく、対オブジェクト用のスペシャリストの面が大きいため、拠点系のオブジェクトルールでは重宝する存在です。必ず一人は居て欲しいスペシャリストです。
CRASH
続いては欧州版野原ヒロシことCRASHです(大嘘)。強さは上の中です。
メインはTAK-5と呼ばれる体力回復＋増強アイテムで、生存中の味方体力を全回復させる上に200(通常は150)まで上昇させます(EX体力+50は完全に失うと回復不能の領域になる)。微小なうえに微妙に見えますが、これの恐ろしいところは2点あり、一つ目は、戦闘中でも回復するという点で、発動タイミング次第では、味方が撃ち合いで負けかけている最中、回復して撃ち勝つ、ということが発生します。また、即座に効果があった味方×25のスコアが入るので、タイミングを見て使えばスコアストリークスに直結させられます。地味ですが、確実に恩恵がある能力です。
アサルトパックは所謂補給兵の役割で、味方に弾薬を供給する弾薬箱のようなものを設置します。回収すると弾が増えるだけでなく、+25のスコアボーナスが入るので、味方のスコアストリークスの援護にもなります。
能力は地味ながら確実に役に立つことができるので、とりあえずこれ、でもいいかもしれません。
FIREBREAK
こちらも前回続投のFIREBREAKです。強さは中の上くらいです。
メインの兵装は火炎放射器のピュリファイアーで、強力な火炎を放射する能力で、まともに当てると一瞬で相手は溶けます。また、この武器でダメージが入った場合、一定時間回復キットを使えない(CRASHのTAK-5をカウンターで使った場合どうなるかは不明)という特性を持ちます。
リアクターコアは範囲内に放射能をまき散らし敵にピュリファイアー同様に回復不能のダメージを与えます。ベータ時よりダメージが増加し、これのみで敵を撃破でき、さらに壁を抜けるようになったため、ぶっちゃけメインより強い。
ベータのくそ雑魚っぷりから嘘のような強化で、狭い戦場でリアクターコアを中心に運用することで、多大な戦果を稼げます。
次はNOMADこちらも前回からの続投で、強さは下の中くらいですかね。
メインのK9ユニットはわんこ召喚の能力で、どちらかというとGhostのライリーに近い感じです。一定の体力を持ち、敵に噛り付いて自動で倒してくれます。ベータ版より強化され、敵の大群に突っ込まなければそれなりに活躍します。
サブのメッシュマインは所謂罠系で、2つのセンサーを仕掛け、その間を敵が通ると爆発し、倒すことができます。 ベータ版から片方だけでも周辺を通る敵にダメージを与えられるようになったとはいえ、発見しやすさと、Park1最有力候補にエンジニアがあるのがさらに向かい風になってしまっています。
で、短いあたりから察する通り、かなり弱いです。正直、両方の能力が極めて微妙です。
PROPHET
次はPROPHETで前回のテンペストと同じで電気工事士のクラスです(大嘘)。強さは中の中程度です。
メインのテンペストは前回のものから改良？されたもので、電撃を発射する銃であることは変わりませんが、敵に対して1発目でダウンを取り、2発目で即死させるという2段回で攻撃します。1発目を当てた時点でほとんど身動きが取れなくなるので、2射目は悠々と撃ち込むことができます。また、前作同様に当たって敵から周囲の敵に波及する効果もあるので複数人相手でもそれなりの効果が期待できます。使用感が変わりましたが、前回のテンペストからはおおむね強化となります。
サブのシーカーショックマインは自動的に敵を索敵して電撃で一定時間動けなくする悪性のルンバで、まともに当たるとそれなりの時間拘束することができます。ただし、当たる直前に特定のボタンを入力することで瞬時に解除することができるので、効果時間は大抵短かったりします。投げた後に付いて行って、解除して無防備の敵を撃ち殺すくらいの感覚がちょうどよいかと。
よく言えば汎用性が高く、悪く言えば中途半端な感じですが、まだ使用に耐えうるレベルにはありますね。
RECON
続いてはRECONで、索敵系のスペシャリストです。強さは上の下くらいですね。
メインはビジョンパルスで、敵の位置を一定間隔で壁越しに透過し知らせてくれるオラクルの役割を持ちます。計3回の索敵がされ、索敵ごとに敵を発見すると1人当たり10のポイントが入ります。距離に関係なく敵の位置を割り出せるので、きわめて強力な能力です。
サブは撃ちこんだセンサー周辺の敵の位置をミニマップに表示するセンサーダートで、比較的索敵範囲が広く、高低差が関係ないので、マップ内の1つの通路を完全にふさぐことができ、こちらも極めて優秀です。
恐らくかなりこのクラスには調整が加えられていたようで、壊れレベルにはなっていないのは流石、といったところです。サーチ＆デストロイなどではほぼ必須のスペシャリスト(やらないからわからないけど)になるかと思いますね。
RUIN
次はRUINで、移動と拠点攻撃に優れていますが、通称非立体機動おじさん、強さは下の上といったところですね。
メインはグラブスラムで前回の床ドンおじさんです。威力は相も変わらずですが、回線の都合なのか、敵の待ち構えているところで使うと、撃ち落とされて不発に終わります。使うなら不意打ちですね。
サブはグラップルガンで攻撃やサポートより移動用です。ガンを撃ち込んだ先に高速で移動できるというものですが、移動中は無防備マンなので、使いどころを誤ると一方的に撃たれます。そこのRUIN！一方的に撃たれる痛さと怖さを教えてやるぜ！
毎分スコア稼ぎにはいいかもしれないけど、戦場に与えられる影響が少なめなのが厳しい点ですね。
SERAPH
次はSERAPHで、アナイアレーターおばさんと同じ立ち位置で、アナイアレーターも健在です。強さは中の中くらいですかね。
メインはアナイアレーターで前作のものとほぼ同等で、高威力のハンドガンを装備し、命中させた敵をワンショットで倒すことができます。強力なのですが、他のメインと比べてリチャージ時間が異常に長く、チームデスマッチだと1回使えるかどうかという具合です。強力ですが遅いのは難点ですね。
サブはタック・デブロイで所謂ビーコンの役割を持ち、味方のリスポーン地点を設置場所に変更ができます。こちらはオブジェクトルール向きで、チームデスマッチなどの通常ルールだと役立たずだったりします。
かなりオブジェクトルール向きなので、そちらがメインのスペシャリストです。味方がこのクラスをうまく使えないとオブジェクトルールはかなり厳しいので、自信があるなら自分で使うのが一番ですね。
TORQUE
最後はTORQUEで、罠を張るスペシャリストとなっています。強さは上の下あたりですね。
メインはバリケードで、文字通りバリケードを仕掛けるものなのですが、ただの壁ではなく、目の前にスコアストリークスのガーディアンよろしく電子線を張り、敵を攻撃もしてくれます。この性質があるため、撃ち合いの防御よりも進路妨害に使ったほうが強かったりします。
サブはレーザーワイヤーで、こちらは進路を塞ぐ用途になります。ワイヤー自体は視認が簡単な上、バズーカ一発で破壊できるので時間稼ぎや裏取り防止が主な運用になります。最初の頃は引っかかって死ぬ人もいたのですが、最近は稀です。
運用の仕方を間違えなければトップクラスの性能を発揮しますし、オブジェクトルールでも重要な役割を持つので、こちらも自信があるなら自分で運用したほうがよいかもしれません。
総評
ということで、最後に乗りで作った表を見ながらお別れしましょうかね。 こうしてみると上のほうは似たり寄ったりの強さであるのに対して、RUINとNOMADが微妙な印象ですかね。ひどく弱いわけではないんですが、他と比べると微妙かなぁ、と思えてしまうくらい今回のスペシャリストは強力です。前作だったら下二つでも最強クラスですからね。
今回雑感より先に評価を出したのはベータ版用に8割作成した記事を上書きして作ったからです。発売日思いっきり間違ってました。いろいろと申し訳ありません。
次は全体の評価をしていきたいと思います。では、今回はここまで、次回まで、さよなら！
