どうも、社会人半年の管理人ヤサカです。
今日はあれですね。自分でもいろいろ思うところのある、企業と学生のミスマッチについて考えていきたいですね。
企業と学生のミスマッチって?
企業と学生のミスマッチというと、例えば、「仕事内容が聞いていたものと違う」、「残業が思っていたより多い」、「聞いていたよりも仕事がハード」等、結構就職・転職系のサイトを覗いていると、新入社員が辞める理由の中にあるものもあります。
言ってしまえば、企業側から伝聞される情報と、学生の思考が合致していない場合に発生するものです。これがずれていればずれているほど新入社員が退職したりするわけです。つまり、お互いにこれが一致するように心がけることが会社でスタートダッシュを切る、さらには長く続けていくために必要だと思います。
では、何故そこにズレが生じるのでしょうか?企業側、学生側双方の視点から原因を考えていきましょう。
企業側の原因
まずは企業側から見ていきましょう。
考えられる要因は以下のようです。
- 企業側の説明不足
- 企業側の嘘
の2点かと、ていうか私の頭ではそれ以上思いつかんかった。
では一つずつ考えていきましょう。
1. 企業側の説明不足
これは世間一般的にもよく言われている問題で、企業側が学生側に対して、十分な説明が行われていないことが原因です。よく企業説明会などに行くと、「夢が叶う職場」、「家族のように親密な人間関係」、「ともに自己実現を目指そう!」という謳い文句が先行し、具体的な仕事内容を説明しないで終わることがあります。
私が行った説明会では、50分くらいの説明時間がある中で、45分くらいは上に描いたような「君たちの夢が叶うやりがいがある仕事」等の謳い文句をさんざん言った上に、最後の5分間も、仕事内容、待遇を説明すること、会社の輝かしい歴史を語るだけで終わりました。元々その企業を知っていなければ、何の企業かわからず終わりそうでした。
企業的には学生のやる気を掻き立ててエントリーをたくさんしてもらえそうな説明をしたい気持ちもわかりますが、学生がリークしてほしい情報の中には、給料面の待遇だったり、本当に現場で行っている仕事内容だったりもするわけです。あまりぼかされると不安になるものです。実際に私自身も不安になりました。
2. 企業側の嘘
これが最悪の問題、企業側が学生がエントリー・内定を断ったりしないように、意図的に情報を隠していることが原因です。ブラック企業と呼ばれる企業群では当たり前のように横行し、「仕事の内容を隠す」、「労働時間を偽る」、「給料面で嘘を付く」、等考えたくないくらいあります。
実際に私も入社して発覚したものでは、「福利厚生が充実している」、「年功序列制」等を謳っていました。
福利厚生面では全くというくらい充実していないどころか、去年廃止された福利まで説明に残すという詐欺師っぷり、これはありえん!案の定次の年からの説明の一部から削除されていました。いや、去年から削除してください。完全に詐欺です、本当にありがとうございます。
また、年功序列制では、5年くらい前から「実力主義」に変わっていました。福利厚生と比べてたちが悪いのは、消し忘れた、ではなく、変えなかった。の一言に尽きます。人事の職務怠慢の可能性もありますが、さすがにこれはひどすぎです。
ぶっちゃけ、以上の2点が私が会社を辞めることを考え始めるようになったきっかけの一つです。
書いていたら思いのほか長くなってしまったので、学生側の視点は明日以降に書いていきたいと思います。ではまた!