どうも、ようやくKC杯の1stステージを終えたヤサカです。
実のところ、無投資の限界とイベントに対する飽きがあり、数か月間引退していました。で、最近復帰。KCカップのようなイベントなら、報酬は基本的においしいし、こういうイベントなら歓迎なんですけどね、まあ、最近はランダム沸きもだいぶ良くなっていますし、今後もよくなっていけばな、と思いますね。では本題に、ということで今回は、KC杯の1stの考察を機械天使目線から考えていきたいと思います。最後まで御付き合いいただければ幸いです。
KCカップ概要
まずは概要から入っていきます。KCカップは以下の通りになっています。
- 1stステージと2ndステージに分かれており、1stステージでのDLv.20に到達したものと、先月のランク戦の(確か)100勝したものが、前回の2ndステージに進出できる。
- 1stステージは基本的に勝利によりDLv.が上昇する。
と、とりあえずはこんなところだけです。まあ、いつも通り勝ち続けていればそこそこのランクに行けますよ。といったところです。今までとの違いは1stステージ免除者がいたりするくらいですかね。また、どうにもDLv.の上昇基準も少々今までと異なり、そのランク内で一定の回数のデュエルと、過去数戦の勝率辺りを参照に昇格戦が決定しているようです。私の場合では3連勝している傍らで昇格戦がされず、負け試合の次に昇格戦があったりするので、どうやら連勝方式ではないようです。
1stステージの雑感
1stステージでの感想です。最初にデッキの割合からざっと見ると、アンティークギアデッキが最多勢力で4割程度、次に機械天使、剣闘獣、アンデットアイズ、ネフティスが1割、残りが有象無象、といった感じです。
最近投入されたクロノスイベントの影響か、アンティークギアデッキが非常に多く、最多勢力な印象です。まあ、わかりやすく強く、穴がないタイプのデッキですからね。構築難易度も他のデッキから比べるとはるかに低いです。恐らくは私同様に組むデッキに困った人が直近のイベントの中で一番強力なクロノスイベントのカードを投入した、というのが真相でしょうね。ヨハン?知らんな!
機械天使はリミットレギュレーションの影響でデッキの大幅な弱体化を余儀なくされましたが、それでも素のポテンシャルの高さから、いまだに上位デッキとして存在しています。ただし、構築難易度の高さから2割程度(それでも多いが)。次いでの剣闘獣は、最近のパックで追加されたデッキで、比較的レアリティの低いカードで構築ができるほか、他のデッキと異なり、防御札である魔法・罠の選定にある程度融通が利くので人気が高いようです。
アンデットアイズもそれなりに多いです。まあ、亜種のようなデッキも含めてですが。既存のアーキータイプの中でも非常に強力なデッキということで一定数の勢力を保っているようです。最後のネフティスは、伏せカードによる防御が得意な剣闘獣やアンデットアイズに対するカウンターの印象です。こちらも既存のアーキータイプからの勢力です。
有象無象のデッキで遭遇したものは、アマゾネスや他のダメージカードを使ったバーンデッキやお邪魔デッキなどにぶち当たりました。三ツ星忍者もそこそこいた半面、他のデッキから比べると微妙だったのか、思いのほか数が少なかった印象です。
機械天使デッキのお話
で、今回使った機械天使のお話です。なんでこのデッキを使ったのかというと、単に構築できるデッキで強かったのがこれだった。というだけなのですが、思いのほか、1stステージのメタゲームとかみ合っていました。というのも、最多勢力のアンティークギアに対して有利が付くほか、苦手とする伏せカードによる防御デッキが少なかったということもあり、大半のデッキに対して有利が付くという、恐らくKCカップ最強のデッキでした。
では、構築に入ります。今回使ったの以下の構築のものです。
スタンダードな構築を一部改変したくらいのものです。まあ、センジュゴッドが足りなくて若干の改変を余儀なくされたことを除けば、ほぼほぼの出来です。
では解説、まずは儀式モンスターは荼吉尼、弁天、韋駄天の3種類です。主力の荼吉尼は2枚投入しています。3枚も最初は考えたのですが、事故要因となることと3枚目を使うような耐久戦を強いられた時点で、基本負けているような気がします。60戦近く戦いましたが、3枚目が必要な勝負は1回くらいしかなかったので、特に問題はないかと。弁天と韋駄天は有るだけ投入、韋駄天は弁天を餌に儀式召喚することで2枚のカードをサーチできたり、韋駄天を餌にすることで強化できたりと幅が広いです。
モンスターはソニックバード、センジュゴッド、サイバー・プチ・エンジェルの3種類、使い方の都合上、クリボールは除きます。基本的にはサーチ要因で、最初から最後まで使えるモンスターとなっています。割合は人それぞれなので、ここでは割愛し、次で解説します。
儀式は機械天使の儀式と機械天使の絶対儀式で合計3枚です。この辺はソニックバードや考え方の差が出るかと。リミットレギュレーションで機械天使の儀式が制限となり、1枚投入しかできなくなりましたが、私個人としては、最初の儀式は機械天使の儀式から入りたかったため、ソニックバードを多めに投入しています。それに伴い、絶対儀式は2枚に減らしています。荼吉尼同様に儀式魔法を4回使う耐久戦はそうないので、これで十分かと。
防御のカードはクリボールとエネミーコントローラーです。クリボールはほぼ必須のカードで、これがないためにデッキを組めなかった人もいるかと。環境のアンティークギアとの相性も良いので、3枚投入です。2枚のエネミーコントローラーはフリースロットで、新規カードのテストとデスティニードローとの相性で、コズミックサイクロンを試したのですが、本気の伏せには焼け石に水だったので、心鎮壺を採用した方がよさそうです。ある程度オールマイティーに対応するならエネミーコントローラー、伏せ対策なら心鎮壺ですかね。
スキルはデスティニードローを使いました。昔と違い事故率が地味に上がっているので、事故防止と中盤以降の巻き返しのために採用しました。代表的なスキルにマインドスキャンなどがありますが、見えても除去できないと意味が薄いと思い、安定性を取りましたね。実際に何試合かはこのスキルを起点に回して最初の手札事故から逃れていたので、これがなければ何試合かはそのまま負けていた気がします。
結果
以上のデッキでの結果。57勝目でDLv.20に到達しました。
途中、明らかなプレイミスで5戦(多い)ほど落としていたので、無駄がなければ50戦以内だったかもしれません。他にも理不尽な死が5戦(初手でデビルフランケンからお邪魔キングを召喚するデッキなど)あったので、その辺は仕方がないです。
逆にアンティークギアデッキは勝率9割以上だったので、いいかm…いや、お客さんでした。ミラーマッチは5分5分、剣闘獣は7割、アンデットアイズは5割、忍者は8割くらいですかね。ほぼすべてのデッキに対して5割以上の立ち回りを見せられたので、このデッキのポテンシャルの高さがうかがえたかと。
総評
現状のKCカップ 1stステージの環境では機械天使が突出して強い、というのが私の感想です。勝率保持の安定主義的な要素が強いデュエルリンクスでは、アンチになる有効デッキがなく、安定性が高く、逆に有利な敵が多いので、ぶっちゃけかなり強いです。今後2ndステージ以降で増えるようでしたらミラーマッチ対策に比重を置くべきでしょうかね。
そして、今回のKCカップの状況次第では荼吉尼もリミットレギュレーション入りしそうで怖いですが、そうなったらその時に考えるつもりです。逆にこれをリミットレギュレーション入りさせても、セフィラ型の儀式デッキが出てきそうな……。まあ、何とも言えませんが。
さて、今回はこんなところでしょうかね。思いの外あっさりDLv.20になってしまったので、記事作成に至りました。現状の1stステージ環境をまとめたようなものになっているので、11月20日まで1stステージは続きますので、まだ突破していない方の参考程度になれば幸いです。
では、次回まで、さよなら!