どうも、社会人2年目のヤサカです。
4月1日を越えたということで新たな年度が始まりました。日本の約91万人の人は新社会人ということで入社を迎えているそうですね。どんな気持ちでこの日を迎えたのか人によって千差万別だと思います。
新社会人という自覚と責任、新しい生活への期待や不安、それとももっと別のものを持っている人もいるかもしれません。
私個人としては、ようやく一年経ち、色々と踏ん切りが付けやすい段階に入りましたね。自分の今後は当ブログでもたびたびネタにしての通り、まあ、一言でいうなら私は会社を辞めます。
私自身は昨年度の6月に会社を辞める可能性を考え、2、3ヵ月考えた末、辞める方針にかじ取りをしました。
そんな発想のもと歩んできた一年でした。
今回は、新社会人に向けて、ということで、私の経験上、一つ考えて過ごしたほうがいいかな、と思ったことということで、それはというと。
退職を考えたうえで最初過ごしたほうがいい
ということです。うん。一発目からネガティブだな!と思う方も多いし、新社会人、現社会人の方の中には、ザッケンナコラァ!スッゾコラァ!という方もたくさんいるかと思います。まあ、あくまで経験談ということと、そういうネガティブ的思考が若干入っている記事になっております。ご了承のうえで見ていただけると幸いです。
新入社員が辞める選択肢を考えるべきか?
まず、私の個人的な見解ですが、最初にも述べた通り、視野に入れておいたほうがいいと思います。理由は二つあり、一つは端的にお金の問題、もう一つは危機回避の観点からです。それではそれぞれ考えていきたいと思います。
お金の問題
家がお金持ちとか、ヒモで一生生きていけるという人ならともかく、大半の新入社員の方々は、そこまで貯蓄があるということはないでしょう。やったぜこれからは自分の稼ぎ、自由に大金が使える!ひゃっほい!という人もいるかと思います。
そんな私はひゃっほい勢力でした。就職して最初の給料で結構散財し、6月まではむしろ赤字傾向でした。そして6月、会社の嫌なところに気が付いてしまい、方向性を模索すると共に、もし辞めることを決意したら、その時に資金がなくて困る、という状況を回避するために貯金をまじめに開始しました。お陰でとりあえずの資金繰りには困らずにいます。
何が言いたいのかというと、早い段階ではお金を貯めておけ、です。私は幸いにして早い段階でミスマッチと社風の観点から退職を考え行動に移していましたが、もしこれが遅れていたら、と思うと何とも言えません。お金なんていくらあっても困りません。会社に居続けると身を固めてから貯金なんて欲しいものに好きに使えばいいんですから、とりあえず貯金は間違っていないと思います。
どれくらい貯めればいいのか、というと、人それぞれですかね。というのも、一人暮らしだったら家賃その他もろもろも必要ですし、実家暮らしなら多少一人暮らしより少なくなると思います。
他にも、転職するならそれまでの資金、資格を取るならその資金、留学などを目指すならそのための資金と、その後の活動方針に合わせて計算し、考える必要があります。
ただし、その目的資金を貯めるために退職時期を見失う、という本末転倒落ちだけは避けましょう。
考え方の問題
これは自分自身を見失わないための考え方ですかね。
会社というものは特定思想を持つものが多い集団です。それが社風だったりするわけですけど、その集団に囲まれているという状況が長く続くと、やはりそちらの思想に染まってくるものです。その会社の状況を見極めて、自分に合っているかを見つけるまでは、下手にそちらの思想に染まらない方が良い、ということです。
私の場合は、先に述べた通り、4月、5月は平気でお金を使い、特に何も考えていませんでしたが、6月に上司のわけわからない言葉をきっかけに、会社に対して疑問を抱き、俺は正気に戻った!となったわけですけど、割と危ういところだったともいえます。
最初から会社と自分を切り離したまま自分自身を考えられる人は不要な考え方だと思いますが、私のように周りの環境に感化されやすかったり、妄信的な人の場合は、この考え方を持っていたほうが良いかと思います。
最悪なのは、ブラック企業に隷属して働き、急に正気に戻ったときに、気づいたらスキルも資金もない、という状況ですからね。なので最初の数か月の内はできる限り静観し、会社の内情や社風、その会社で得られるスキルなどを見極めることに終始することがいいと思います。それが自分とっていいものだったら、あとは社風に染まっても問題ないですからね。
最後に
さて、以上ですかね。辞めるの前提の人間が考えた内容ですから、全力で会社に疑いをかけたものになっていますが、ブラック企業に勤めてしまった人間としては、この準備と考え方は持っていたほうがいいかと思います。
会社というものは営利団体なので、よく会社側が言う、会社が社員を守る、という言葉も幻想にすぎません。そして会社と自分はあくまで雇用契約に基づいか利害関係にすぎません。営利を守れなくなったら社員に苦行を強いてくる会社は山ほどありますからね。そういう企業から身を守るのは最後は自分自身の判断、ということになります。
まとめると、大切なのは自分を見失わないことです。
以上ですかね。今回はこんなところで、次回まで、さよなら!