はい、どうも社畜予備軍の管理人ヤサカです。
今回は先日、先に入っていた元大学の同期との会話について書いていきたいと思います。
先日、会社のとある自由参加イベント(無論断る権限はない)に行った時のこと、久しぶりに元大学の同期に会いました。
その同期は大学の学部生時代の友達で、大学でもよく話していた寛容でいい奴でした。
仕事に関してはよくわかりませんでしたが、数か月前の別のイベントの際に少しだけ話した時は、とある部署に配属されていたことくらいしか聞くことができず、詳しい話は聞くことができませんでした。
この時初めて配属された事業所での仕事の話を聞くことができました。
その内容をまとめると、残業時間制限のためサービス残業当たり前、仕事が終わらないため休日のサービス出勤もしているとのこと。
どう考えてもブラック企業です。本当にありがとうございます。
こんな会社にいられるか!俺は逃げるぞ!まあ、絶賛計画中ですが。
そいつは大学ではプロジェクト関係でダメなやつに振り回されつつもうまく立ち回りやっていけるようなやつで、仕事自体が全然できないという可能性はあまり考えられません。
それに他の事業所や部署の話でも、サービス残業が横行していることを考えるに、こいつができないがために残業せざるを得ない。ということではないようです。
ちなみに、そいつがその話をしている時、一番印象に残った言葉は
「工事納期の都合があるから仕事が終わるまでやらざるを得ない。仕方がないんだ。」でした。
それを聞いて、あぁ、こいつは社畜に身を落としたんだな。と素で思いました。
会社側の対応策として、社長が提言していたのは多すぎる仕事に対して、人を増やすのではなく、精鋭を育てることで仕事効率を図ろうというものらしいですが、現場の話を聞く限りでは人が足りないのは火を見るより明らか。
抜本的対策が全く講じられていません。
現場が見えてないのか?とも思いますが、もしかしたら見えているけど、人数が増えることによる給料上昇を嫌ってのことなのかな。とも思います。
これでは数年後、十数年後、数十年後、いくら経とうが改善される見込みがありません。
むしろ人を減らすという話すらあるので、悪化する可能性のほうが高いという。
人を増やす気がないなら長期的に見てもどんどん状況が悪くなるのは容易に予想でき、長く務める気が起きない。
俺は仕事を辞めたいぞぉ!ジョジョォォォォォォォ!!
すみません。取り乱しました。
さて、自分が勤めている会社の現状を語ってきましたが、労働について軽く。
そもそも労働というのは会社と労働者が交わす雇用契約、つまり労働する代わりにお金をもらう契約の上で成り立っているものです。
そして、サービス残業というものは働いた対価を払わないという、労働者の権利を踏み躙るも同然の行為である。と言えます。
ただし、自分自身、少しくらいならサービス残業をしてもいいかな。と日本の労働環境に身を置く以上、妥協している部分はあります。
日本という国において残業があることはある種仕方がないかと思います。
そう考えた理由は二つです。
一つ目に、日本のように人的資源が乏しく、人件費が高い国では、できる限り一人一人の労働量を増やして経費を削減したいという雇う側の心理は理解できます。
二つ目に、労働を平均化するのは難しいということです。
例えば、10の仕事があると仮定して、人によっては10消化できる人もいれば、8しか消化できない人もいます。逆に15消化できる人もいるかもしれません。また、仕事の量が時期によっては15に増えたり、5に減るかもしれません。
そうなると、多い仕事量ギリギリに調整をかけ残業を減らすか、少ない仕事量ギリギリに調整をかけ、残業が増えやすいようにするか、どちらかになります。
その時に日本では一つ目の理由も絡み、仕事量が少ない方に合わせて、残業が増えている……という具合である。仕事が増えるよ!やったね社畜!
全ての原因は日本という国は人件費が高い、というとことに起因する気がしますが、ただ、仕方がないといって妥協、妥協、妥協を重ねられてはこっちは首が回らないどころか、しまいには首をくくってしまいます。
他国ではそうならないように、労働時間を法律で大幅に制限をし、それを破った場合の罰則が厳しく規定されています。
この辺は日本の文化がそうさせているのか、はたまた政治的な意図なのか、この辺は別の記事に書いていきたいですね。うん。
さて、だらだらと書いてきましたが、結局何が言いたいかというと、この会社の残業は、自分がサービス残業をしていい時間設定、それをあまりにもそれを超え過ぎています。
その辺をひっくるめて、今後の仕事についてもよく考えていきたいですね。
では今回はこんなところで!また次回まで!