どうも、ヤサカです。今回は先日買い物をして失敗したElgate Game Capture HD60 Proの失敗談について書いていきたいと思います。どうにも失敗してわかったのはこの商品の失敗したお話が少なめなので、これから購入する方で失敗したくない人向けの記事ということで作成を決定しました。最後までお付き合いいただければ幸いです。
Elgate Game Capture HD60 Proとは?
Elgate Game Capture HD60 Proとは何か?というお話から、所謂キャプチャーボードと呼ばれるものの一種で、デスクトップPCのPCIeスロットに取り付けることで外部からの出力(映像・音声データ)を取り込むことができるようにするデバイスです。
このデバイスの特に優れている点は、HD出力(1080p)、60fpsの対応解像度の他に、パススルーの機能を持つため、ラグを解消することができるという点です。何かよくわからない人向けに書くと、ゲームを録画したりするのに何もしないでやると、ゲームからの映像に遅延が発生してまともにゲームができなくなってしまうというもので、普通は遅延対策を取る必要性があります。
しかし、このデバイスに至ってはその必要性がありません、という点が良かったので購入を決意したわけで。まあ、本当はGC550を買う予定でしたが、それがなかったので次点のこれにしました。詳しくは公式サイトでお願いします。
購入してみた
で、今回の購入ですが、普通に店頭購入しています。まあ、初期不良の話は調べれば山のように出てくるので、交換に対応しているか店側に聞くのと、初期不良対策ですね。Amazon辺りで買うと定価の3000円引きくらいで買えたりします。
早速購入。中身は本体と、HDMIケーブル、プロファイルブラケットだけです。実際少ない。
↓開けた時に撮ったもの、この時はまさかこんなことに…
そして取り付け、こうしてみると掃除したにもかかわらず塵が残っていますね。きたねぇ。まあ、無事にスロットに差し込みました。真ん中あたりにあるElgateと書いてあるのがそれです。
で、その後行うのは二つで、一つは専用のソフトウェアのダウンロードとドライバーのダウンロードです。
ソフトウェアのダウンロード先は結構巷のサイトに乗っていましたが、何故かドライバーのダウンロードは載っていません。多分自動でデバイスマネージャーが読み取るので特に気にしていないのだと思いますが、私は自動が失敗するので手動でダウンロードしました。
ソフトウェア
Elgato Systems | Elgato Game Capture HD Software Release ...
ドライバー
Elgato Systems | Elgato Gaming Hardware Drivers
一応URLは載せておくので、使う人はどうぞ。基本的には日本語対応をしているので指示がされている通りにクリックするだけです。ちなみにWindow 7の場合、まあ、私もそうだったのですが、ソフトウェアのバージョン3.2しか使えないようなので、注意が必要です。
Still using Windows 7? Download Game Capture 3.2 here.
飛んだページの上の方にあるこちらのhereをクリックすれば問題ないです。
これらが済んだら、再起動をしてソフトウェアを起動すればOKです。やったぜ!さっそく起動!
…………キャプチャデバイスがみつかりません…だと……。
起動したソフトウェアで表示されたものが以上の画像なのですが、これ以上の絶望がありません。で、一般的に行われているキャプチャデバイスに対する対処を一通り施してみることに。やった内容は以下の通りです。
- 再起動(何度かやっていると読み込むことがあるらしい)
- BIOS設定でPCI Expressの速度をGen1に上げる
- 一通りのドライバーを再インストール
- 使えるPCIeスロットに全部差し替え
- より古いタイプのキャプチャソフトをインストール
以上の行動をするもすべて徒労に終わります。どうしよ……。
で、最終課題を解決することに、その最終課題というのはデバイスそのものの故障か相性の問題にある、です。一つ目の故障についてはいわゆる初期不良というやつで、この手のデバイスではまれによくあることなので、最初に疑っていました。だから店頭購入にしたんですけどね。二つ目の相性は、PCの構成パーツであるCPUやマザーボードがデバイスと相性が悪いため使えない、という問題です。
一つ目に関しては実際に交換するまではっきりとしないし、二つ目の問題が関与していると、どっちが原因かはっきりしないので、二つ目の相性を先にチェックしてみることに。
で、どうするかというと、別の構成を持つデスクトップPCにこのデバイスを組み込み、動作するかという確認です。正直、ここで動作されてしまうと相性問題になってしまうので、手の打ちようがなくなってしまいます。さて、どうなる……。
で、あっさりと読み込む………、終わった何もかも。はっきり言ってこの時点で相性であることが発覚していますが、一応悪あがきはしておきます。まあ、店頭にいってデバイスを替えてもらって差し直すだけですが…。
そして、タイトル回収で、見事に撃沈しました。あぁ…こんなところでしんでしまうとはなさけない。
教訓と注意点
以上の経緯で大失敗した私の教訓と、これから買うであろう方に対する注意点について記述していきたいと思います。まず、私のPCの構成について軽く列挙しておきます。
見た人にはわかるかもしれませんが、かなり構成が古いです。残りのパーツは結構交換していたりするので、まちまちですが、この大元の構成は組んだころから変えていないので古いままです。一応は公式にもバージョンがあったりするので、Windows7にも対応しているようになっていますが、PCが古い場合は、このデバイスを避けるべきかもしれません。相性問題を見るために使ったPCもWindows 8と古かったですが、まだこちらよりマシですからね。
全体的に古いパーツで構成したりするとこういう弊害があるので、注意が必要そうです。実際、もう使い道がないので売っぱらう予定でメルカリを覗いたのですが、似たような出品(数回しか使っていない)が多いので、相性問題で弾かれた人が売っている可能性が高そうです。
確かにパススルー機能は魅力的ですが、構成が古いPCの場合は避けた方が無難そうですね。
さて、悲しき我が行いと、悲しみはさておき、今回はこんなところです。最初にも書いている通り、買う前の参考にどうぞ何なりとお使いください。さて、さっさとメルカリに行くか。