じんせいのあれこれ

人生は人それぞれやで、自分なりの答えを見つけよう!

これから就職活動をする学生に考えておいてほしいこと

 

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 どうも、退職してそろそろ4か月目のヤサカです。

 いやはや時の流れが早いというか、何というか、今回は何を書こうかというと、ニュースなんかで就職活動が開始された、というものを見ました。そういえば、私の時期と違って、いろいろ就職活動に対するルールも変わり、まじまじと見てしまったものです。さて、3月から就職活動が解禁ということなので、これから就職活動をするという学生も多いかと思います。会社選びとかの時に考えておいてほしいな、と思ったことをまとめてました。一先輩の会社選びの失敗例とそこから学んだこととして受け取っていただければ幸いです

会社に入る時に重視するもの

 いろいろ要素としてはあるかと思います。実家が近かったとか、給料が高そうとか、企業ブランドのイメージが高かったとか、さまざまかと思いますが、そこに対して一つ言及するなら、何となくで選ぶのだけは避けた方がいいと思います。というのは、その会社で重要視する要素がないと、自分がその会社を勤め続ける理由や、逆に切る(万が一の時に辞める)タイミングを見失う恐れがあるからです

 そのため、自分の中で会社に対して、何を求めて、何がなくても構わないのか、を定めておくとよいかと思います。私はどこかで聞いた項目に追加で2つ加えた以下の5項目で見ています。説明もしておくので、参考までにどうぞ。

 

1. お金

 ものすごく即物的に感じる方もいますが、いえいえ、かなり重要な要素です。私の周辺の事例だけで述べても、私の場合は、出張費でお金を稼いでたことに加えて、実家通いだったので、金銭的に困ることもなく退職を決意することができましたし、逆に、私の友人は金銭的に貯まらない状態であったため、会社を辞めるに辞められず、最終的には体を壊して辞める羽目に。という風に、金は天下の回し者というべきか、あるに越したことのない重要な要素です。

 多少ブラックの憂き目に合おうが金払いがよければ貯金して、いつでも辞める準備ができます(まあ、金払いがいい会社はブラックじゃないか?)。

 ちなみに辞めてもお金がかかります。私の場合は、国民年金と市民税で20万円ほど使いました…あばばばば…。

 

2. 時間

 個人的には結構重要な要素の一つ。時は金なりといいますからね。まあ、残業代が出る会社とかだと、上記のお金との釣り合いがあるかもしれません。最近は電〇や関西〇力といった会社における長時間労働が問題になっており、やっぱり時間も重要かと思います。

 私も長時間労働(月80時間くらい)をしましたが、やっぱり休みの日に疲れの影響が出たり、家に帰っても、風呂入って飯食って寝る、みたいな生活習慣になっていたので、やはりよろしくなかったですね。そういう意味でも時間は重要な要素だと思います。

 仮に給料が多少安くても時間があれば、副業や趣味に没頭することもできますしね。

 

3. 人間関係

 日本の社会ではこれが重要だったりします。私の知り合いでも人間関係が原因で精神を痛めてしまった人もちらほらおり、決して軽視できない要素の1つになっています。ただし、これに関しては外側から見分けることのできない要素ですし、人と人の相性に関しては個人差が大きいので、私が大丈夫な人が違う人には駄目だったり、逆もあるので、一概になんとも言えないんですよね。

 考慮すべき点は会社によってはパワハラが文化というふざけた風潮もあったりするので、その場合はどうするべきかを考えておくべきかと。人間関係は合わなければ徹底的に合いませんし、それは仕方がないことです。その場合、人事や上司に相談するのか、それとも何らかの方法で避けるのか、最後の手段として逃げるのか。

 時間やお金・後述の環境よりは遥かに選択肢は広かったりするので、致命的な人間関係を抱えてしまったときにどうするか、考えておいてもいいかもしれません。

 

4. やりがい

 日本社会ではよく言われるやつその2。一昔前(今もちらほらそれを売りにしている会社はありますが)にこれがよく言われていました、私の大学の就職課でも言われていました。

 実際重要だと思いますし、仮にひよこのオス・メスを1日中分別する仕事があるとしたら、将来使えない上に退屈そうなので、私でも願い下げですね(その他の待遇がよければ考えなくもないが…)。

 ただし、そこにこだわりすぎて、いろいろなものを犠牲にするようなら、考え直すべきかと。私の知り合いに、他社商品を転売する(この時点でブラック臭がプンプンするが)という会社に勤めていた人がおり、話を聞くと「仕事がすごく楽しい」と言っていたのですが、給料を友人と計算してみると転売商品の余りを買わされて、もらっていた月給が37円という笑えない話がありました。実家通いだったので、その両親にこの話を伝えて最終的には辞めさせました。

 正直、上記に関しては、かなり極端な事例かもしれませんが、生活ギリギリの給料で働かされ、見返りがやりがいではさすがに乾いた笑いしか出ませんので、やりがいのありそうな職場でも、最低限の待遇は保障されているのを確認するべきですね。

 

5. 生活環境

 ちょっとおおざっぱなので、少々最初にまとめると、住居周りの環境だったりを考えています。この辺は会社次第で、会社周辺で定年までお願いしますね、という会社もあれば、本社や支社での仕事状況によって移動する場合、 または、数年に一度移動する転勤族なんかもありますね。

 住んでる環境変化は自分自身の状況も変えたりもするので、他と比べてコントロールできる要素が少なめですが、十分考えてよいものだと思いますね。どこの企業も基本的には残業とかと違い、転勤が多いとか、出張が多いと言ってくれることが多いので、検討する材料としては十分です。

 私の場合は一人暮らしをまともにしたことがなかったので、見込みが甘く、何とかなるだろうくらいにしか考えていませんでした。結局出張を1年ほどしましたが、思ったより何とかなった反面、健康を犠牲にしましたね、まあ、実家に戻ったら1ヶ月ほどで元に戻りましたが(笑)。

 

総評

 こうして自分でまとめてみるに、意外と、コントロールの効かない部分と効く部分が半々という印象ですね。と言ってもあくまで個人が調べたり、知っている範疇での半々なので、実際は結構な違いがあるかと。

 とはいえ、現状の日本の職場環境だと、秘密主義的な面が強いので、どちらかというとコントロールの効かない部分の方が大きいかと。そうなったときに自分が選んだもの、お金、時間、人間関係、環境がきちんと保障されているのかを調べておくべきかと思いますね。今なら中小企業でなければ、インターネットの片隅に情報が載っていたりするので、それを頼りにするなり、本当に信頼できる人(その企業の傀儡になっていない人物)からの情報を調べるなり、幾分か昔より調べられると思います。

 ただし、やはり調べきれないことの方が多いと思いますね。中小企業は上記の通り、ほとんど情報が出ないことの方が多いですし、大きな企業だと逆に、部署が多すぎるので、情報が分散し、狙った情報が出てこないことが多いです。そんな中で隠し事をされたり、就職活動が忙しい中で探すわけですから、そりゃあ、ミスマッチも発生しますよ。

 

 さて、今回はこんなところですかね。昔失敗した先輩の考えが足らんかったり、調べきれてなかったりした部分はこんなところです。何とぞ参考になれば幸いです。

 では、次回まで、 さよなら!