じんせいのあれこれ

人生は人それぞれやで、自分なりの答えを見つけよう!

辞めるまでの過程 ~前編~

 

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 どうも、会社を退職したヤサカです。

 いやぁ、すがすがしい気分ですね。辞めるまでの憂鬱さがウソのようです。と言っても、ちゃんとこの先、生きていけないといろいろと大変なことになるわけですが。

 

 さて、今回は私が辞めるまでの過程。会社に入って1年と数か月ほどの流れを自身の心情とともに描いていきたいと思います。

 新卒3年目までの退職者の例として見ていただければ幸いです。

 

 

 

会社に入るまで

 当時の自分は研究にすべてを捧げていた院生、確か現企業に内定をもらったのは7月か8月くらいだったと記憶しています。というのは研究の合間を縫って就活をしていたので、記録を取っていませんでした(笑)。

 

 内定が決まった時は、自分の希望が叶った条件だったので、かなり喜んでいたことを記憶しています。

 就活で精神力を消耗しているのもあって大喜びでした。この先に絶望への序奏曲になるとも知らずに、無邪気なものです。

 

 内定式の後、内定者研修があり先輩社員、同期と顔を合わせる。彼らは良い人ばかりで、いろいろ話すこともでき、特にこの時は不安も抱えていませんでした。ある一点を除けば……。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 お前はまだ、この会社の闇を知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後に同期から聞くことになるこの話。どうやら年配の社員の方が言っていたようですが、なにそれ怖い。実際合ってたから何も言うことはありませんが……。

 まあ、仮に聞いたとしても卒論周りでヒィヒィ言っていたので、特に気にも留めなかったと思いますが…。

  

 

会社に疑問を抱くまで

 4月になり、ついに入社。最初の1週間は同じグループ会社の同期とマナー周りの研修や、会社のシステムについて学ぶ、この時は特に何の問題もなく進行。

 今思うにこの時から会社は嘘を付きまくっています。詳細は特定を避けるために書きませんが、9割くらい嘘だったと断言できます。

 

 そして配属、配属された部署は研修を主に扱っている部署で大体半年位はここで過ごしました。この部署の先輩方もいい人だらけで、特に問題なく4月、5月は消化されていきました。ただ、会社のレスポンスが異常に遅く、この先の予定を全然教えてくれなかったため、先行きに不安を抱えまくっていた気がします。

 

 そして6月。会社の尊敬できる上司が部署移動するというのでその送別会をすることに、その時の酒の席で別の上司が自分に絡み酒をしながらこう言いました「お前はもっとどんな人にでも敬意を払って行動するべきだ」と。

 

 うん?それっておかしくね?敬意ってその人に対する尊敬の念から生まれることであって、絶対に持つものじゃなくねぇ?と思いました。

 なかなか意味不明な流れですが、今思うに、今までの会社に対する疑問とか行動とか、いろいろなものに対する不満が爆発したきっかけがこの上司の言葉だったんじゃないかと思います。

 ちなみにこの上司、後に自分を精神的に追い詰めてきたやつです。ゆるさねぇ

 

 これが契機となり、この仕事を続けていいのか?という疑問にぶち当たります。

 

 

どうする?

 さて、仕事に対する疑問が生まれたが、本気で辞めるかは別問題です。辞めた後は?収入どうする?両親になんて言う?等、とにかく将来への不安が多く出てきました。

 当時の自分の解釈は転職したら残りの人生はかなりきついハンデを抱える。というものだったため、当時かなり悩んだ記憶があります。

 そんな中で会ったのが、「けいろーさん」のブログでした。

 

yamayoshi.hatenablog.com

 

 新卒3年以内に辞めた人の事例で、まともに出てきたのがそのブログくらいで、その経緯や考え方等、とにかく参考になることが多かったと記憶しています

 

  その中で自分の棚卸ということがあったので、とにかくまず、本気で辞めたいのか?それとも一時の気の迷いから生まれたものなのか?それを探し始めます。

 詳しい経緯は今までのブログのとおり、会社に対する不信感、待遇に対する不満など多数の理由から辞めたいという根本にたどり着くまで、2か月かけました。

 ここから辞めたいというのが本心からくるもので、今後この仕事を続けたくないという結論に至りました。

 

 その時からの自分は会社に対する忠誠心は皆無に近く、とにかくネガティブ方向にシフトしていきます

 研修に対してやる気がないという、メランコリー状態に、そして上司に怒られる。いや、これが原因ではないし、この時期に怒ってくるのは儀式みたいなものだと、後に先輩社員から聞くことになる。今思うに完全にパワーハラスメントな気がします。

 流石にこのメランコリー状態から会社を辞める計画が割れるのは不味いと踏み、少々真面目にやることに。

 

 要は周りに悟られず、会社を辞める計画を具体的に練り始めました。

 

  

 計画始動

 辞めたいという考えに至ってからはとにかくいろいろな方向を模索していました。

 ブログ上でまとめたとおりですが、簡単まとめていくと、転職、復学、とりあえず辞める、ノマドになる。とにかくできる限りできそうなこと、やりたいこと、何でもいいから可能性のあるものを全部洗ってはその方向のものを調べていました。

 そして、現実的にお金を貯めたり、必要な知識を得るための勉強もしていました。後は会社を辞めるための手続きと社訓、いろいろな役所周りの書類などでしょうか。

 

 私の場合は、最低限考える時間と、休日がまだあったので準備にはことを掻きませんでした。この後、予期せぬ事態になりますがね……。

 ちなみにこのあたりの時期からブログを始めたと記憶しています。

 

  といったところで、今回はここまでです。意外と長い内容だったので、後篇に続かせていただきます。

 では、次回まで、さよなら!

 

 後篇⇒