どうも、退職決意者のヤサカです。
いやぁ、そろそろ会社に入って1年早いようで遅いそんな時期ですが、個人的にはそろそろ重要な段階、辞める本格的な準備に移り始めています。
先行きが不透明な会社の中でどうにもこうにも情報を集めて退職時期の動きをある程度読み、その時のビジョンはシュミレーション済み、手抜かりはない!
ただ、ある一点を除けば……。
そう、両親の存在です。
なんだ?親離れできてないのか?あぁん?と思う方もいるかと思いますが、まったくその通り、両親から見れば手のかかる子供だったと思いますし、その子供がようやく就職し、肩の荷が下りた、そんな思考がひしひしと伝わるので退職の決意を伝えるのは重いもの。
そういう感情的なものを差し引いても、私は実家暮らし。今は長期出張で家を離れていますが、辞めてしまえばどうやっても退職はばれます。そうなれば選択肢として、当面は家の世話になるか、引っ越すか、それも含めてちゃんと伝えねばなるまい。そういう所存です。
今回はそんな両親に退職の決意を伝えるお話です。最後までお付き合いいただければ幸いです。
当初の予想
実は伝えたとて、ある程度は許容されるのではないか?というのが私の当初の予想です。というのは、両親ともに今の会社に対してマイナスイメージしかもっていない、という話を聞いていたからです。
まず、父親のほうですが、仕事の関係で実は付き合いがあったらしいのですが、仕事ぶりが適当だったらしく、相当悪い印象を受けたようで、入社前からかなり否定的で、「その会社はできればやめたほうがいい」、と言うくらいでした。それは入社後も変わらず否定的、いや、子供が入っている会社なのですからもう少し肯定的に話しましょうよ……。
これが父親の意見でした。まあ、これは仕事の付き合いで直接知っていたという流れ、話が早いです。では、母親はというと……。
何と意外や意外、母親もこの会社を知っていました。何やら昔働いていた時に私の会社の同業他社に勤めていたらしく、その都合で付き合いがあったらしいです。そして母親の話を聞く限り、やはり否定的な意見でした。どうやら入社前の私のやる気を削がないように黙っていたらしいのですが、入社後の私の話(私の仕事周りの話の愚痴聞きや相談に乗ってもらっていた)や他方からの評判を聞き、話してくれたようです。
ちなみにその話の時にある程度、私が会社を辞める可能性を見ていたように感じます。たぶんこの時からもう、ある程度は覚悟している様子でした。
両親の話、様子を見る限り、辞めるという選択肢を提示し、その理由が明確であれば、多少は止められたとしても、辞めること自体は否定されないと踏みました。
ていうか、私の会社、だいぶ昔に付き合ったことのある母親からも否定されるとか、昔からどんだけ酷かったんだ……。
どういう話の流れにするか
上記の理由から、説得とかいう大それたことにはならないと予想は立ちますが、ある程度は材料を用意しておきます。
箇条書き程度にまとめるとこんな感じ。
- 例え止められても辞めることは変えない
- 会社が信用できない
- 会社がつぶれなくとも待遇は悪くなる一方である
- 長く勤めても得できない
- 他社への応用が利かないから早めに辞めておきたい
そんな感じですかね。では、一つずつまとめていきますか。
1. 例え止められても辞めることは変えない
大前提として、絶対に退職は撤回する気はない、ということですね。たぶん引き止めは言われるとは予想しています。まあ、いきなり4月から待遇が爆発的に良くなって、辞める理由がなくなれば別ですが、それはないでしょうね。
上記の通り、両親ともに会社にネガティブな印象を抱いている以上、多分ないとは思いますが、仮に勘当を言い渡されても撤回しない考えです。予想しても無駄かとも思いましたが、最悪の事態を想定して最善の結果を得ることが重要なので、ここまでは想定しておきます。
2. 会社が信用できない
次は辞める大前提の理由ですね。辞めたい理由は当ブログでもいろいろ書きましたが、根底はこれ、会社の言ってきたこと、書いてあることの9割方が嘘だったので、信用できる要素がないんですよね。私自身、私が信用に足る会社に勤めたい、という考えがあるので、私自身とも社風が決定的に合ってない、これが辞める理由です。
3. 会社がつぶれなくとも待遇は悪くなる一方である
これは未来へのビジョンその1。どうも会社自体は潰れにくい会社なのですが、業界の縮小傾向から見るに、待遇が悪くなる未来しか見えないというものです。今の待遇も正直、悪い方なのでこれ以上の待遇悪化とか、考えたくないレベルの代物です。生活レベルを健康で文化的な最低限度の生活、まで叩き落してきそうでマジで笑えません。これも材料の一つ。
4. 長く勤めても得できない
上記に続く、未来へのビジョンその2。上とも近いのですが、こちらは損ではなく得の話。わが社は昔から続く終身雇用型の会社で、年功序列という極めて日本型の会社だったのですが、この数年で急速に方針を転換した模様。というのは年功序列が崩れ、実力主義に。さらに追加ダメージとして、どうも近年は会社の幹部の大半は親会社からの天下りであるというある様らしいという。
私自身、別に役職に就きたくはないです。天下りはまあよし(なにも良くはないが)としても、年功序列が崩れたのがいただけない。わが社は年齢が上がるにつれて、役職に関係なくある程度発言権が強くなり、年齢とともに給料が上がる、という時間が解決してくれるぜヒャッホイ理論の会社だったのですが、いかんせんこれの崩壊により長く勤めるメリットが消滅しましたね。ワロス……。
ちなみに年功序列終了は私が入る前から変わっていたのに、就職パンフレッドに書いてませんでした。くそが!
5. 他社への応用が利かないから早めに辞めておきたい
これは前にブログでも説明した通り、私の会社の業務は他社の業務で応用できないものが多いです。
この業界限定の知識・技術が多いため、辞めた後にこの知識を使うなら同じ業界以外ありません。私はこの業界にこれ以上とどまり続ける気がないので、他業界で学んだことが生かせないならば、早めに辞めるしか道はないですね。
大体こんな段取りで説得していきたいなと、と考えつつですかね。
とりあえず、両親を同時に説得するのではなく、母親から説得するというのが現状のプランですかね。
うまくいけば御の字、失敗すれば家を出るしかありません。家にはそれなりの愛着があり、合理的に考えても家にいるほうがお金を使わずに済むので入れるに越したことはありませんが、さて、どうなるやら。
今回はこんなところですかね。では、報告編出会いましょう!