タイトルなげぇな、と自分でも思う管理人、ヤサカです。
そろそろ就活の情報収集が進み、行きたい業界の雰囲気や、難易度、評判など、いろいろなものが見えてきているかな?という時期でしょうか。一部企業によっては既に選考を開始しているものもあると思うので、いまさらおせぇよ。という方々もいらっしゃるかと。
今回は企業選びの基準によく出る、平均勤続年数について考えていきます。今回も例によって私の経験談が入りますよ。もうね。
平均勤続年数とは
まずこれを知らない人はいないと思いますが、呼んで字のごとくです。その会社に属する社員がどれくらい長く連続で勤めているかです。これが長ければ長いほど、一般的には良企業とされています。
まあ、超が付くほどのブラックでは1年前後で体壊すか辞めるかになってきますからね。理屈としてはあっていると思います。
結構就活生の中ではこいつを基準にその企業の良し悪しを決める方々もいるかと思います。
平均勤続年数が有効に働く企業
有効に働く企業ということで、まずは超が付くほどのブラックを見分けるのには最適だと思います。特に、体を壊して辞めるレベルの企業では1年間続けるのすら困難なので、平均勤続年数は落ちる一方だと思います。
そんな企業を排除するにはちょうどいい基準だと思います。ただ、IT業界のように数年で移動が当たり前のような業種では当てにならないと思います。その辺は仕方がありませんね。
平均勤続年数が働かない企業
こちらは私の勤めている企業などが入ると思います。どんな企業群が属するかというと、他業種に対してその企業を辞めてしまえば学んできたことで応用が利かない、という企業です。
うん。意味がわからない人も多いかと思います。どんなものかというと、例えば、私の場合、土方関係の仕事なのですが、その中でもさらに異端の特殊系です。普通の土方ならば、多少の違いはあれどやってることは近いので、転職後の修正は楽ですが、私の業界では本当にその特殊作業の知識以外が得られないため、そこを辞めれば他に使えない、という問題があります。
そうですね、使えるとすれば、最低限のマナーと設計用ソフトウェアの使い方ぐらいでしょうかね。他の知識は一切他では使えないです。はい。
さらに私の業界の場合、狭いので同業他社の会社に転職しようとしても数人の知り合いをたどれば、あっさりばれます。それも移動のしにくい要因のひとつになっています。
逆に他業種に応用が利いたり、移動がしやすい職は、私の想像ですが、営業などでしょうか。営業にも商品知識が求められるため、急に移動して活動できるかなどの障害もありますが、基本的に商品を用意する、お客さんに説明をする、商品を運ぶ、などの動作に大きな差異は無いと思います。多少修正が必要かと思いますが、そこまで大きくありません。また、IT関係も転職が当たり前で、やっていたプログラムの分野などが共通していれば、すぐに移動できます。
現に私の知り合いの営業職の方も、別の営業に転職していました。いつの間に割とあっさりね。
まとめ
いかかでしょうか。まとめていきますと、平均勤続年数が有効に働く企業群は、超ブラック企業、業界が広く転職がしやすい企業などが平均勤続年数から判断がしやすい企業かと思います。
逆に使えない企業は、業界が狭く転職がしにくい企業、ということになります。
結局のところ長くその業界に勤めていれば求められるものも先鋭化し、どんどん特化していきます。そうなれば他業種に対する移動は難しいと思います。ただ、近い業界に移動しようとした際に、その業界の内容が狭ければ狭いほど同業他社に対しても移動そのものが困難になってくるといわざるを得ないかと思います。
今回はこんなところでしょうか。私の場合、業界が狭く転職がしにくい企業群の方にいるため、他業界に就職したいなら、早めの転職が一番だと考え、行動を開始しています。
まあ、平均勤続年数で馬鹿を見たこんなやつもいるよ!くらいで捉えていただければ幸いです。
では次回まで、さよなら!