じんせいのあれこれ

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就職活動の情報源とその真偽

 どうも、社蓄まっしぐらのヤサカです(なるとは言っていない)。

 

 いよいよ年末ということで師走と呼ばれるように忙しい時期になってきましたね。

 社会人の方々は仕事納めに備えて、学生の方々は待ちに待った長期休みに備えていることでしょう。ただ、大学3年生および修士1年生の方々はいよいよ就職活動の時期になってきました。

 私の研究室の後輩は就活の準備に追われ始めているようです。なにやら就職活動の方法も私の頃と変わり、内定した会社は1社しかキープできなくなったり、経団連所属の企業は内定を8月まで出せなかったりと、めまぐるしく状況が変わっていることがわかります。

 

 この時期はいろいろな企業の情報収集をしていると思うのですが、就職サイト、就職課、先輩の情報など、いろいろな情報があり、どれが本当かわかりませんよね。特に就職活動中はどの情報も本当に見えてきたりして、疑心暗鬼になったものです。

 今回は結構多いセオリー的な情報の中でも、あぁ、これは違ったんだなぁ。と自分が就職後気がついたことをまとめて行きたいと思います。

 

 

 

就職活動中の情報源

 結構数ある情報源の中でも皆さんはどの情報を使っていますか?私の頃はインターネット、そこに所属している先輩の話などを聞いて情報を集めたものです。

 

 個人的に信用できた情報源の順位は

  1. 超親しい先輩の情報
  2. 比較的批判的なインターネットサイト
  3. 比較的肯定的なインターネットサイト
  4. 就職課

 

 の順番でした。それぞれ理由を述べていきます。

 

超親しい先輩の情報

 超親しい先輩の情報は、自分を気遣ったり、自分の体験を引き継がせたくないという理由などから結構黒い情報をいってくれることが多いです。言ってしまえば企業の手先になっていません。もしかしたら悪意のある方だと道連れを画策するかもしれませんが、そういう人でない限り、かなり裏の情報を教えてくれたりします

 私の場合は残業の状態や仕事の詳しい内容、勤務地にいたるまで、普通に調べたら出てこなかった情報を教えていただきました。マジでありがとうございます!

 ただし、上で述べているように超親しい先輩限定です。OB訪問、大学訪問などは企業の一員として、新たに出身大学からいい人材の発掘をするように会社から命じられてきているわけですから、自身の保身を含めて悪い情報はあまり言ってくれません。ぼやかして言ってくれることはありますが。

 

 比較的批判的なインターネットサイト

 次に比較的批判的なインターネットサイトです。こちらは転職サイト、2chとかが代表的でしょうか。

 過激すぎるサイトや、2chなどの中でもいい加減そうな板を除き、結構真実に近い情報が乗っていることが多いです。特に転職サイトは辞めた人が書き込んでいることも多いようで、就職してその内容を改めてみるに、結構真実が書いてあったなぁ、と思います。また、多少小さい会社でも情報が少しリークしてあることがあるので、大きなサイトで引っかからなかった場合は使ってみるといいかもしれません。

 ただし、転職サイト、2chは結構ネガティブ的な意見に偏っていることが多いため、ここだけを鵜呑みにすると危険です。また、ここだけに限らず、インターネットの情報は不特定多数の人物が書き込んでいるだけあって、本当の情報だとは限りません。やはりなんだかなぁ、という情報も一部存在しているので、情報の吟味が非常に重要になります。

 

比較的肯定的なインターネットサイト

 次は比較的肯定的なインターネットサイトです。こちらは就職サイト関係が一番多い気がします。肯定的な意見が多く、企業情報も結構出ていることが多いので、その企業を知りたい、というときには便利です。

 ただし、最近結構批判されているように、就職サイト自体が企業の手先に成り下がっている、ということがあるようです。

 就職サイトは企業の紹介による広告収入で成り立っている部分が大きいため、自身のサイトからのエントリーが少ないと、すぐにそっぽを向かれてしまう可能性があります。なので基本的に企業イメージがマイナスになりうる情報は書きにくいです。

 個人的には企業の表面上の情報だけを見るだけにとどめるのが一番だと思います。そんなところにマイナスに捉えられかねない情報を出す企業もいないので、あくまでそれくらいの規模のこんな企業ですよ。位がベストかと。

 

就職課

 最後が就職課、ここは一番板ばさみをくっており、大学、企業側からの圧力の観点から見ても、悪いことは書いてくれません。たぶん評判を聞いてもいい情報やぼやかした情報はくれても、悪い方向で真に迫る情報は少ないでしょう。もしかしたら仲がいい就職課の人がいたら、教えてくれるかもしれませんが。

 

 

 いかがだったでしょうか。まあ、自分が調べたり、思ったりしたことをまとめた程度のものでしたが、ほどほどの文章にはなっているとは思います。

 今はインターネットによる情報化社会。昔よりも情報収集もしやすく、広い範囲から情報を集めることができるようになりました。ただし、その情報のどれを使うかで、得られた情報は大きく変わってしまいます

 これから就職活動をする皆さんは私のような末路をたどらないことを祈るばかりです。

 

 

 

最後に

 

 

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地球最後の世紀にアメリカ人が学んだように、情報の自由な流通こそ専制政治に対抗しうる唯一の手段である。支配者が情報を制御できなくなった途端、それまで虐げられてきた人々の自由と活気がみなぎることだろう。しかし今、自由を掲げてきた国が次第に情報に対する統制を強め、専制政治への道を歩みはじめた。情報へのアクセスを拒否する者に注意せよ。その者はあなたを支配することを夢見ているからだ。

— 理事長 プラヴィン・ラル,
国連人権宣言”

 

 では次回までごきげんよう!さよなら!