じんせいのあれこれ

人生は人それぞれやで、自分なりの答えを見つけよう!

言い訳ができる企業か否か

 前回の記事からの続きです。

 ここからは、企業と言い訳の在り方について考えていきたいと思います。

 言い訳いうんじゃない!見苦しいぜ!などを有無を言わさず思った人は閲覧注意です。

 

 

 言い訳させてくれます?

 言い訳は前回の記事で書いてように、その問題の要点の理解にも役立つとともに、自己防衛の意味合いも含まれています。

 今回は、この二つを重点的に考えていきたいと思います。

 

 

 

 まずは問題の要点の理解についてです。

 

 これは、前回説明したように言い訳と理由は紙一重です。言ってしまえば、言い訳すらできないということは、その問題が発生した理由すら言えないのと同義です。

 上司がその問題の要点をきちんと理解できていれば言い訳できなくても何とかなるかもしれませんが、理解できていない場合、同じ問題が発生した場合、同じ失敗を繰り返す可能性が高くなります。

 言い訳すら言わさずに封殺するということは、お互いの会話を絶つとともに、問題の理解を難しくし、問題解決能力を著しく下げる要因にもなりえます。

 

 

 

 次に自己防衛です。

 

 自己防衛は、単純にその人物のアイデンティティーを守るためのものです。これは見苦しいような言い訳もあるかもしれませんが、とりあえず聞いてみるくらいはして欲しいかな、と個人的には思います。

 さすがに同じことを繰り返すようなら諭すことも必要ですし、完全に個人的な言い訳なら、止める必要もありますが、一度は聞いてあげるくらいの寛大な心が必要かもしれません。もしかしたらそこから聞き手側も得られるようなものがあるかもしれません。

 

 

 

 

 

 さて、以上のように、言い訳というものは見苦しいものかもしれませんし、重要な要因になりえるかもしれません。もしかしたら、何かいい発見が生まれるかもしれません。それは、言い訳は成長と防衛、この二面を持っているからです。

 見苦しい、聞き苦しいという理由だけで、封殺するというのは些かナンセンスである。としか言いようがありません。

 

 あなたの企業は言い訳させてくれますか?私のところはもっぱらそういう環境ではありません。

 学生の頃は教授が海外の方だったので、むしろそういう言い訳していく文化で接する、ということが多かったので、会社に入ってから結構苦労しています。

 

 いろいろ話しましたが、結局は言い訳を聞いてくれるかは相手次第なのでその時と場合で、うまく使い分けてください。

 

 では次回まで!